廊下を単なる廊下にしたくないプランの実例

こんにちは、設計・営業担当の田中ですヽ(^o^)丿


先日、昨年に堺市西区で新築注文住宅のお引渡しを終えたお客様邸に
お邪魔させていただきました。

その時に、お家の様子を撮影させていただきましたので
設計当時のことも思い出しながら
少しだけご紹介したいと思いますっ(^^)


今回ピックアップするのは、2階の階段から廊下
そして子供部屋の間取りです。

ちなみに設計当時の初期プランは、こんな感じでした。
廊下をできるだけコンパクトに抑えて、子供部屋2室が
並んでいるプランです。

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設計打ち合せも進んで
間取りプランもほぼ決まりかけた時に
ご主人様からこんな一言が。



「廊下が単なる廊下じゃなくて何かしら使えないだろうか??」

「せっかく注文住宅を建てるのだから、何か当たり前じゃない工夫がほしい!」



うん・・・確かにこれでは面白みがない!!

さっそく家族構成や生活スタイルをもう一度思い出しながら
このスペースをどんな感じで使ってもらえるだろう、とイメージしなおしてみます。



そして、この一言をキッカケに再検討して、プランはこのように変わりました(^o^)

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今は1歳になる子供さんがお一人なので、
子供部屋は大きいひと部屋にしておいて、
将来、家族の構成や成長に合わせて独立した子供部屋として
仕切れるようになっています。

元々廊下だったスペースは子供部屋との間を全開放できる仕切り戸にして
開け放てば子供部屋と一体の空間として使えるホールになりました。

本棚を設けて、単なる通路ではなく
部屋の一部として活用していただけます。


ホールは、窓がなくて暗くなりがちだったので
天井を屋根までの吹抜けにして、天窓を設けることで
明るくて開放的で、なおかつ変化のある空間になりました。


こうして出来上がったのが
1階のリビングから階段を上がったら
明るい日差しの差し込む子供部屋兼用のフリースペース、という動線です。




階段を上がったホールです。
正面には本棚スペースとトイレのドアがあり
左手には、引き戸を開放した子供部屋がみえます。
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2階のフリースペースは、子供さんの絶好の遊び場所になってます(#^.^#)

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『せっかくのスペースをまだ上手く活用できてなくて~』と、おっしゃる奥様ですが
下段にはプラレールの電車などのお子様のオモチャや絵本、
上段には、ご夫婦の思い出の写真なども飾られて、とっても素敵に使っていただいてました。

設計した人間としては、お家に命を吹き込んでいただいたとでもいうか
何とも嬉しい気持ちになりました(*^_^*)




・・・正義の味方のはずのアンパンマンが
コテンパンにやられまくってます(笑)
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ホールの高天井には、畜光塗料で星が描かれた壁紙を貼りました。
ドア上の壁面に取り付けたブラックライトで夜には天井の星が光る演出を計画したのですが
なんでも子供さん、ブラックライトの光が怖いんだそうです(~_~;)
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家づくりでの設計作業というのは、今回の実例のように
お施主様と設計者の共同作業で仕上がっていくものです。


設計者だけが考えて出来上がっているわけではありません。


お施主様と設計者がお互いにやりとりを重ねることで
化学反応を起こすかのようにして出来上がったものほど
喜んでいただける良いものになるものです。


それは設計者だけの力では決して出来ないものです。


今回のように、お客様がカタチにならないながらも
想いを発信していただくことで、設計者のアイデアの引き出しが
活かされます。


だから、設計の過程には同じものはなく
そのお施主様だけの家づくりになるわけです。


そこが設計の楽しさであり、やり甲斐であり
難しさでもあります。



今回のお客様邸でも、大変楽しんで設計のお打合せを
させていただきました。


これからご縁があって、お家づくりをご一緒させていただく
お客様のためにも、日々努力して設計の引き出しを
充実させていきたいと思いますヽ(^o^)丿




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カテゴリー: お客様との家づくり, 施工実例, 間取り・プラン・設計 タグ: , パーマリンク

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